指揮者紹介 Conductor

青陵ウインドオーケストラ 常任指揮者 西村 友

神奈川県出身。東京音楽大学器楽科に学んだ後、作曲家・三枝成章氏事務所でのアシスタントとして作曲・指揮活動を開始する。2003年にプロコフィエフ国際指揮者コンクール本選に選出され、審査員の一人によってエドゥアルド・マータ国際指揮者コンクールにも推薦される。また、同地での知己によりアメリカ、ロシア等、海外にもその活動の機会を得ている。同地関連紙にて「細部にわたる徹底した楽曲分析と、独創性とアイディアに溢れる新鮮な音楽づくり…(中略)明快で流麗なバトンテクニック…」等と評された。
ミュージカルでは、1998年より14年にわたってロングランを続けている劇団四季「ライオン・キング」で初演時より指揮を担当するほか、「ジャン・コクトー」「家なき子」「兵士の物語」「ルビチ」「グランド・ホテル」「ハウ・トゥ・サクシード」「星の王子さま」等々、参加作品多数。音楽監督・作編曲等での参加も多い。同作品は吹奏楽版舞台作品にも改編され好評を博し、2012年9月に浜松で初演されたミュージカル「うたごえは風にのって」では、指揮・音楽監督としてオケ・キャスト共にまとめ上げた手腕は高く評価され、メディアでも大きく取り上げられた。

2012年11月には、近京の新進気鋭の若手で構成されたプロ集団、「ブリッツ・ブラス(現:ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ)の定期演奏会に客演し、自身の作品も含んだ熱演で大きな反響を呼んだ。2013年12月には宮川彬良作曲のミュージカル「船に乗れ!」の指揮を務めた。

2013年10月、東京シティフィルと共演した「カルミナ・ブラーナ」「グロリア(プーランク)」は好評を博し、文化庁芸術祭大賞を受賞した。 

指揮を紙谷一衛、松本紀久雄、森正各氏に、ピアノを鈴木かおり、渡辺真知子各氏に、和声・作曲法を有馬礼子、糀場富美子、服部京子各氏に、楽器法を山本孝氏にそれぞれ師事。

2015年作曲の「ある英雄の記憶」は2016年における吹奏楽コンクール課題曲3として日本全国で演奏された。関西で活動するプロ吹奏楽団「Osaka Shion (旧:大阪市音楽団)」に度々出演し日本全国に渡って活動。

2017年4月から2020年3月まで「Osaka Shion Wind Orchestra(旧:大阪市音楽団)」の正指揮者を務め、在任中は舞台音楽等の経験を活かし、Osaka Shion Wind Orchestra のレパートリー拡充に貢献した。

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